WRESTLE KINGDOM 20
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WRESTLE KINGDOM 20
in TOKYO DOME

OPEN:14:30|START:16:00

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対戦カード
■YOHの直訴を受けて、NEVER無差別級6人タッグ選手権"トルネードランボー"開催決定(参加チーム数未定)!!

ことの始まりは、11.16下関大会。第4試合に登場したNEVER無差別級6人タッグ王者・YOHが試合後にベルトを掲げて、「このベルトの未来は、運命は、価値は、俺が上げてやるよ。俺はコイツを東京ドームへ連れてってやるよ!」とマイクアピール。

さらに11.20後楽園大会では、大会前に突如登場してリングを占拠。「いますぐこのNEVERを東京ドームの正式カードにしてもらおうか? 言っておくけどよ、カードが正式に決まるまで俺はここを動かない。動いてほしけりゃ会長を呼ぶんだな!」と会社側と菅林直樹会長にメッセージ。


だが開始時間が迫っており、安田優虎、松本達哉らヤングライオン勢によって強制退去されてしまったYOH。

しかし、諦めないYOHは大会終了後にも再登場。リングの撤去作業が進む中、「次こそは会長が来るまで、ここを動かねえかんな!」とマイク。先ほど自分を強制退去させた安田、松本も呼び込んで「会長!会長!会長!カモ~ン!!」と連呼。リングに居座った。


すると撤収時間を気にした菅林会長が登場。YOHは詫びを入れながらも「NEVERシックスを東京ドームの正式カードにしてほしいんです。俺は!この新日本プロレスを!全力で盛り上げます!だからNEVERシックスを、東京ドームでやらせてください!お願いします!」とマイク。松本と安田の頭を強引に下げさせる。


この態度に一度はバッテンポーズを出した会長に、YOHは「俺、もう女装して売り子とかしたくないんだよ!試合がしたいんだよ~!だから会長、このとおりお願いしまーす!!」と懇願。最後はYOH自身もシッカリ頭を下げると、菅林会長は両手で丸ポーズを出して承諾。


YOHは「ヨッシャー!オイ、待ってろ、東京ドーム!!」と喜び爆発。バックステージでは「東京ドーム……あとは挑戦者……。何組でもかかって来いよ、コノヤロー!オイ、盛大にぶちかまそうぜ」とコメントを残した。


この流れを受けて「NEVER無差別級6人タッグ選手権試合 トルネードランボー」が東京ドーム大会の追加カードとして正式決定。現時点では「参加チーム数未定」となっている。

試合形式は「3vs3のトルネード6人タッグマッチでスタート。1分毎に1チーム3選手が登場。1選手が敗れた場合、そのチーム3選手が退場。なおオーバートップロープルールも採用」と発表された。

矢野通&YOH&マスター・ワトが持つ"NEVER無差別級6人タッグ王座"をめぐって、いったいどんな闘いが展開するのか? そして、東京ドームの舞台にどんなチームが参戦するのか!?
対戦カード
■「棚橋弘至引退試合」はオカダ・カズチカ(AEW)との"黄金カード"に決定!


世界中のプロレスファンから注目を集めていた棚橋弘至の引退試合の対戦相手が、現在アメリカAEWで同団体の統一王者に君臨するオカダ・カズチカに電撃決定した。

2024年の10.14両国で引退を発表した棚橋は、今年を"ファイナルロード"と位置づけ、これまでの戦いを通じ互いに想いを持つ選手との対戦を"縁"(えにし)、想いを伝えたい選手との対戦を"継"(つなぐ)と題し、激闘を繰り広げてきた。

そして11.8愛知・東祥アリーナ安城の"継"では、大垣市立東中学校の後輩・Yuto-Iceと最初で最後の一騎討ちを敢行。Iceの激しい攻撃を全身で受け止めると、最後はハイフライフロー3連発で熱闘に終止符を打った。

その試合後、棚橋がエアギターからの「愛してま~す!」で大会を締めくくろうとした瞬間、昨年1月に新日本を退団し、現在はアメリカAEWで活躍するオカダ・カズチカの旧テーマ曲『RAIN MAKER』が鳴り響き、なんとオカダが、かつて自身のセコンドを務めていた外道と共に登場。このビッグサプライズに場内は大熱狂に包まれた。


ひさびさに棚橋の眼前に立ったオカダはマイクを握ると、「棚橋さん、引退おめでとうございます!そして、お疲れさまでした。2026年1月4日、よかったら僕がやりますよ。それまで疲れんじゃねえぞ、このヤロー!」と、2012年の1.4東京ドームの凱旋帰国時に、当時IWGPヘビー級王者だった棚橋に宣戦布告したセリフを引用し、現役最後の相手として名乗りを上げた。

 ここからオカダの「というわけで、あとは外道さんにしゃべってもらいます」という懐かしさを感じさせるフレーズを受け、外道が「レインメーカーが来たかぎりは、史上最高の引退試合になるぞ。なんでかわかるか? レエェェベルが違うんだよ、コノヤロー!『WRESTLE KINGDOM 20』東京ドームに、カネの雨が降るぞォォ!」と、貫禄たっぷりに往年のマイクアピール。

オカダが至近距離でレインメーカーポーズを見せると、棚橋も両手を広げる逸材ポーズを決め、両者は火花を散らした。


バックステージで棚橋は、引退試合について「若い選手を迎え撃つっていうのもあったけど、やっぱり僕のプロレス人生の中で、深く関わり合いを持ったレスラーってのは数えるほどしかいないから。その中でも"レインメーカーショック"から始まってね。ものすごい、あのときはショックだったけども、あそこからまた新日本プロレスが上昇気流に乗り始めたっていうのはあるから」と、感慨深げに述懐。

オカダ(当時・岡田かずちか)は2010年1月31日に棚橋を相手に壮行試合を行い、アメリカに海外修行に出発。先述のとおり、2012年の1.4東京ドームで凱旋帰国を果たすと、翌月の2.12大阪府立体育会館で棚橋のIWGPヘビーに挑戦。

下馬評を覆して24歳3カ月の若さで新日本の至宝初戴冠を果たし、この衝撃のベルト奪取劇は"レインメーカーショック"と呼ばれた。


以降、棚橋とオカダは数々の大舞台で激闘を繰り広げ、両雄の対決は新日本の"黄金カード"に。年間最大の舞台である1.4東京ドームでは、これまで3度にわたりメインでIWGPヘビーを懸けて対戦し、2013年と2015年は棚橋の前に涙を飲んだオカダだが、2016年には3度目の正直で勝利をつかんだ。


また、2018年の5.4福岡国際センターではオカダがIWGPヘビーを懸け、自身と同じV11の記録保持者である棚橋を迎撃。レインメーカーで棚橋を振り切り、防衛最多新記録"V12"を達成している。

熾烈なライバル闘争を経て、2018年11月からは共闘する場面も見られた両雄。2023年の3.6大田区総合体育館では、二人で毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)が当時保持していたIWGPタッグに挑戦を果たした。


二人で数々の激闘の物語を紡いだのち、オカダは2024年1月に新日本を退団。同年の2.11大阪府立体育会館には"フリー"として参戦し、渡米前に棚橋と節目の一騎討ちを敢行。渾身のレインメーカーで勝利したオカダは、試合後に棚橋と熱い抱擁をかわすと、リング中央のライオンマークに涙の座礼を見せた。


その後、両者は同年の6月30日(現地時間)、ニューヨークで開催された『AEW x NJPW: Forbidden Door』にて6人タッグ(オカダ&ニコラス・ジャクソン&マシュー・ジャクソンvsマックス・キャスター&アンソニー・ボウエンズ&棚橋)でも対戦。

オカダは新日本在籍時とは異なる"AEW仕様"のヒールファイトを見せ、最後は棚橋をレインメーカーで撃沈。これがリング上では両者の最後の接点となっていた。

そこから約1年4カ月。オカダはかつての"レインメーカー"の姿で、引退が目前に迫った棚橋の前に姿を現した。両雄のこれまでのシングルの対戦成績は、オカダの9勝5敗3引き分け。そして18度目の決戦は、棚橋の引退試合として実現することに。

正真正銘、これが最後となる"黄金カード"。新日本のリングに燦然と輝く歴史を築き挙げてきた両雄が、万感の思いで東京ドームのリングに立つ。
対戦カード
■デスペラード、石森、藤田、SHOがIWGPジュニア挑戦権を懸けた4WAYマッチが電撃決定!

「IWGPジュニアヘビー級王座次期挑戦者決定4WAYマッチ」として、エル・デスペラード、石森太二、藤田晃生、そしてSHOの4選手が激突する。


DOUKIは10.6後楽園ホールでエル・デスペラードのIWGPジュニアヘビーに挑戦すると、SHOのアシストを受けてベルトを強奪。続いて10.11所沢市民体育館でSHOと共に、デスペラード&KUUKAI組を破りIWGPジュニアタッグの3度目の防衛に成功した。

その勢いのままDOUKI&SHOは『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2025』優勝決定戦で、Bブロック代表の石森太二&ロビー・エックス組と対決。最後はDOUKIが石森をローブローから強引に押さえ込み、優勝をせしめた。


その試合後のバックステージで、DOUKIが「全勝優勝、完全制覇。そして2冠チャンピオン。これで誰も文句ねえだろ。このタッグのベルトもシングルのベルトも、誰も挑戦する権利はねえな」と勝ち誇ると、そこに藤田が登場。


藤田は「オマエらのやり方に納得してないのは、俺だけじゃないぞ。最短でオマエらの前立ってやる」と宣戦布告した。

 続く11.8愛知・東祥アリーナ安城にて、DOUKI&SHOは高橋裕二郎とのトリオで鷹木信悟&石森太二&外道のBC WAR DOGS&無所属連合軍と対戦。

H.O.Tはダーティーファイトで切り崩しにかかるも、終盤に石森が目には目をとばかりにDOUKIたちに急所蹴りを連発 。そして最後は11.2岐阜の鬱憤を晴らすように、SHOをブラディークロスで撃沈。



試合後、石森はDOUKIに対し「俺は忘れてねえぞ。俺といつ防衛戦してくれんだよ、逃さねえぞ!」とアピール。すると前ジュニアヘビー級王者のデスペラードも登場し、「オメーにベルト獲られてからよ、どうも最近のタイトルマッチがおもしろくねえし、オマエ、藤田にもツッコまれてただろう。俺と藤田と"超人"がオマエのこと追っかけてんだ、楽しみに待っとけよ」と追い打ちをかけた。


これを受けてDOUKIはバックステージで「面倒くせえからよ、オマエらで勝手に挑戦者決定戦でもやってろ。ただな、王である俺から一つだけ条件がある。オマエらの試合にこの男(SHO)も入れろ。この男こそ本当の挑戦者にふさわしいと思わねえか? 俺とSHOだったらどんな試合になるかわかるだろ?」と、不敵な笑みを見せた。すかさずSHOも「そういうことじゃ。格が違うんじゃ、オラ」と呼応。

悪のかぎりを尽くし、いまや"二冠王"として新日本ジュニアの頂点に君臨するDOUKIを打ち崩すべく、包囲網が結成された格好のIWGPジュニアヘビー級戦線。デスペラード、石森、藤田の3人としては、SHOを送り込んだ王者の思惑だけは阻止したいところ。東京ドームで、高みの見物を決め込むDOUKIへの挑戦権をつかむのは果たして……?
対戦カード
■IWGP女子王者・朱里とSTRONG女子王者・上谷によるダブルタイトルマッチ!


IWGP女子王者の朱里とSTRONG女子王者の上谷沙弥、人気と実力を兼ね揃えたSTARDOMを代表する選手二人が、新日本管轄のベルトを懸けてダブルタイトルマッチを敢行する。

 朱里は今年、STARDOMの4.27横浜アリーナ大会で岩谷麻優を下し、IWGP女子を初戴冠。その後、同団体の6.21国立代々木競技場・第二体育館大会でSareee(フリー)に敗れ、一度も防衛することなく無念の陥落。しかし、新日本の10.13両国で行われたリマッチで、Sareeeの猛攻をしのぎ、最後は必殺技の朱世界で王座奪還に成功した。


一方の上谷はSTARDOMの9.27後楽園ホール大会にて、自身が保持するワールド・オブ・スターダム王座を懸け、STRONG女子王者のAZMとダブルタイトルマッチで対決。この勝負を制し2冠王者に君臨すると、10月14日には新日本の記者会見で来年の1.4東京ドームへの参戦が発表された。


続いて上谷はSTARDOMの11.3大田区総合体育館大会で2本のベルトを懸け、今年の『5★STAR GP』優勝者であり、同じヒールユニット「H.A.T.E.」の同門である渡辺桃を迎撃。一進一退の攻防の末、最後は上谷が必殺の旋回式スタークラッシャーで桃を沈め、両王座を守り抜いた。

すると試合後、上谷の前にIWGP女子王者の朱里が登場。朱里は「オマエが1.4東京ドームに出るなら、相手はIWGP女子チャンピオンの私でしょう!」と宣戦布告。そして「このIWGPのベルトと……」と言葉を続けると、そこにSTARDOMのトップ選手の一角である安納サオリが姿を見せ、STARDOMの12.29両国国技館大会で上谷のワールド・オブ・スターダムに挑戦することをアピール。

この流れを受け上谷は、「沙弥さま人気者だなー! 朱里となら東京ドームという最高の舞台で、女子プロレスを象徴するような試合ができると思う。この新日本の象徴のSTRONGのベルトとIWGPのベルトかけてやろうや!」と2冠戦を承諾。続いて安納には見下した態度で「12月29日、両国でオマエやってやるよ。恥かかないように気をつけな!」と言い放ち、年末年始でタイトル2連戦に臨むことに。

いまやリング上以外に芸能方面でも大きな活躍を見せ、令和の女子プロレスの顔ともいえる存在となった上谷。そして総合格闘技やキックボクシングでベルトを巻き、STARDOMではワールド・オブ・スターダム戴冠や『5★STAR GP』制覇を果たした超実力者の朱里。新日本年間最大の舞台で、女同士の意地と意地が真っ向からぶつかり合うのは間違いない。
対戦カード
■大注目のウルフアロンのデビュー戦の相手は、新日本イチの"極悪レスラー"EVILに決定!


今年6月23日に、新日本プロレスへの入団を電撃発表した"元柔道金メダリスト"ウルフアロンの1月4日(日)東京ドーム大会でのデビュー戦の相手が、HOUSE OF TORTURE(以下、H.O.T)のEVILに決定した。

EVILは、10.13両国大会で、ボルチン・オレッグの持つNEVER無差別級王座に挑戦。

試合は、H.O.Tのメンバーが続々と介入勢した末に、DOUKIがボルチンのヒザと急所を鉄パイプで殴打。すかさずEVILがボルチンに必殺のEVILを炸裂し、NEVER王座を強奪した。

波乱は試合後に勃発した。試合後もH.O.Tがボルチンを蹂躙する中、ヤングライオンが静止に入るも返り討ちにされてしまう。


ここで突如として、練習生としてセコンドに付いていたウルフがリングインして、H.O.Tの高橋裕二郎、金丸義信にスピーディーな払い腰を炸裂!さらにディック東郷を豪快なボディスラムで投げつけると場内は大喝采。

するとEVILが胸ぐらを掴んで「潰すぞ、テメー!」と威嚇。だが、ウルフは一歩も引かずにEVILを睨みつけて、両者は一触即発の事態となった。



このあと、バックステージに登場したウルフは、「まだ練習生っていう立場だったんで、リングの上で止めるっていうことはしてこなかったんですけど、今日は頭で考える前に本当に体が動いてしまっていて。正直今の立場で僕が言っていいことではないと思うんですけど、1月4日、デビュー戦、EVILとやらせて下さい」とキッパリ意思表示。


続いてバックステージに登場したEVILも「ウルフアロン、一練習生の分際で生意気な真似してくれたな、コノヤロー。死ぬ覚悟があるなら叩き潰してやるからな……」と怒り心頭のコメント。

ウルフを迎え撃つEVILは前述のように、極悪ユニット"H.O.T"の首領として知られ、その所属メンバーは、それぞれの凶器を使用した乱入&介入を辞さない最凶の無法者集団。

一方、EVILは今年行われた"真夏の最強戦士決定戦"『G1 CLIMAX 35』で準優勝。さらに"団体最高峰のベルト"IWGPヘビー級王座の戴冠経験も持つ、悪漢ファイトを得意としながら同時に、屈指の実力者でもあるという手に負えない存在。

金メダリスト、アスリートとしてのポテンシャルは十分ながら、デビュー戦でいきなり"悪の洗礼"を受ける公算が高そうなウルフは、はたしてこの大試練にどう打ち勝つのか?

また、EVILの得意技であるEVILは、柔道の大外刈りをベースにした技であり、この技をめぐる攻防にも注目が集まりそうだ。

いよいよ決定した1.4東京ドーム大会の第1弾カードは、日本中が注視する大一番。はたして、どんな結末が待っているのか?
対戦カード
■IWGP世界ヘビー級王者・TAKESHITAとIWGP GLOBALヘビー級王者・辻がダブル王座戦で激突!


「IWGP世界ヘビー級&IWGP GLOBALヘビー級ダブル選手権試合」として、IWGP世界ヘビー級王者のKONOSUKE TAKESHITAとIWGP GLOBALヘビー級王者の辻陽太が互いのベルトを懸け、年間最大の舞台で雌雄を決する。

両者は11.2岐阜でそれぞれ初防衛戦を敢行。辻はセミファイナル(第7試合)で、来年の1.4東京ドームの引退に向けて"ファイナルロード"を歩む棚橋弘至を迎撃した。辻は自身のプロレス入りのきっかけであり、若手時代には付き人も務めた棚橋に、今年の『G1 CLIMAX』公式戦(8.3福岡)で敗戦。その雪辱、そして初の棚橋越えを目指し猛攻を仕掛けるが、棚橋も地元の大声援を背に闘志みなぎるファイト。


試合が佳境に入ると、辻は掟破りのスリングブレイドからハイフライフローを発射。しかし回避した棚橋が、相手のお株を奪うジーンブラスターをグサリ。 そして棚橋はハイフライを連発で繰り出すが、3発目を切り抜けた辻はジーンブラスターをお見舞い。

それでも棚橋は意地を見せ、辻に対して自身のライバルを思わせるランドスライドで叩きつけると、とどめのハイフライフローへ。 しかし両膝で迎撃した辻が、渾身のジーンブラスターを炸裂。粘る逸材を沈め、初防衛に成功した。


続くメインイベント(第8試合)では、KONOSUKE TAKESHITAが後藤洋央紀と激突。両者は過去に一度、2024年の『G1』公式戦(8.4愛知)で対戦し、後藤が勝利。TAKESHITAにとって今回の王座戦は、ベルトと共に1年前の雪辱が懸かった一戦に。


10.13両国で復帰すると同時に世界ヘビー奪還をブチ上げた後藤は、TAKESHITAのダイナミックな攻撃に苦戦を強いられるも、今年上半期の新日本を牽引してきた意地を爆発する。

攻防は過熱の一途をたどり、後藤は終盤に回天、GTW、GTRと猛攻。しかしGTR改を回避したTAKESHITAはワガママ、ラストライドで徹底抗戦。それでも後藤は昇天・改で反撃し、後藤革命を狙う。しかし逃れたTAKESHITAは強烈なエルボーからのワガママで後藤の動きを止めると、最後はレイジングファイヤーで死闘に終止符。


メイン後、TAKESHITAは後藤に「これでシングルは1勝1敗やな。今日のところはこれこそIWGPの戦いだって、それを教えてもらってありがとうございます」と感謝の言葉を伝え、握手をかわす。そしてTAKESHITAは「さあ、IWGPのベルトをこの岐阜で防衛したということは、次は1.4東京ドームでこのベルトをかけて戦おうぜ。ドームでTAKESHITAとやる勇気のある選手は、俺の前に立て」と堂々のアピール。


すると辻がIWGP GLOBALのベルトと共に登場し、「次の相手はこの俺だ。ある人が言ったんだよ、『馬鹿になれ』ってな。あいにく俺は棚橋社長の引退相手を務めるほど馬鹿なレスラーではない。ただ! このIWGP、そして新日本プロレスのためならトコトン馬鹿になってやる。それが俺の覚悟だ。TAKESHITA、東京ドームで俺と戦え!」と、団体創始者であり、初代IWGPヘビー級王者のアントニオ猪木を想起させるフレーズを用いて宣戦布告。

これにTAKESHITAは「ドームでこの俺と戦う覚悟はできているか? もしオメーにその覚悟があるなら、オマエもそのベルトをかけろ」と要求し、辻も「覚悟はいいか! 俺はできてるぜ」と呼応。世界ヘビーとGLOBALによる史上初のダブルタイトルマッチの機運が一気に高まった。


続いてバックステージでTAKESHITAは「辻陽太、オマエならわかってると思うけど、俺たちがどっちが勝つか、どっちがチャンピオンとしてリングを下りるか、東京ドームをあとにするか、それだけの話ちゃうぞ。棚橋弘至の最後を見届けるために、たくさんのお客さんがドームには来てくれるんや。そこで棚橋が引退したらプロレス界、日本のプロレス界……おもしろかったなって思わせるだけやない。これから、もっとおもろなるんちゃうかって、そう思わせなあかんぞ」と、この一戦への期する思いを吐露。


一方の辻は「さあ始めるか、TAKESHITA! 俺にとって、この戦いは"IWGP"を取り戻す戦いだ!」と、意味深長に語った。

両者はこれまで2度対戦。最初は昨年の『G1 CLIMAX』Bブロック公式戦(7.20大阪)で対戦し、『G1』初参戦のTAKESHITAがレイジングファイヤーで勝利。その後、TAKESHITAがブロック2位、辻は同3位で優勝決定トーナメントに勝ち上がり、そのファーストステージ(8.15幕張)で再び激突。ここでは辻がジーンブラスターでリベンジを果たしている。

1勝1敗の五分の戦績で迎えた、約1年5カ月ぶり3度目の対決。新世代と呼ばれる選手の中で初の『G1』制覇、そして世界ヘビー戴冠を果たしたTAKESHITAが、新たな勲章も手にし、さらなる高みへ駆け上がるか? それとも3度目のIWGP世界ヘビー挑戦となる辻が悲願の初戴冠を果たし、IWGPのシングル2冠王者として新日本の中心に踊り出るか? 好敵手同士、白熱の攻防必至の大決戦。最後に二本のベルトを掲げるのは果たして……?
HIGHLIGHT

ウルフアロンデビュー戦

メインイベント

東京五輪金メダリスト、五輪2大会連続メダリスト。柔道男子100キロ級のウルフアロン選手が柔道を引退後、新日本プロレスへの入団を正式発表!ウルフアロン選手のプロレスデビュー戦に注目が集まっています。

棚橋弘至引退試合

棚橋弘至

"100年に一人の逸材"棚橋弘至選手が、ついに26年のプロキャリアに終止符を打ちます。現在「棚橋弘至ファイナルロード」として引退への道を一歩ずつ歩んでいる棚橋選手。人気低迷の苦しい時期を乗り越え、プロレス復権の旗頭を務めてきた引退試合には世界中のファンが注目!

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